2013年にG1・3勝の名牝メイショウマンボが天国へ ホッコータルマエ産駒の子供を出産後に

2025年5月1日(木)18時20分 スポーツ報知

13年のエリザベス女王杯を制したメイショウマンボ

 2013年にG1・3勝を挙げたメイショウマンボ(牝)がけい養先の北海道浦河郡・高昭牧場で4月25日に死んでいたことが、5月1日までに分かった。15歳だった。

 同馬は2017年の引退後、生まれ故郷の高昭牧場で繁殖生活を送っていた。今年も4月9日のホッコータルマエ産駒の牡馬を産んだが、その後に産後出血を発症。一時は容態が安定していたが、同24日に症状が悪化し、25日朝に天国へと旅立った。

 同馬は栗東・飯田明弘厩舎でデビュー。3歳牝馬3冠戦線では武幸四郎騎手(当時)とのコンビでオークス、秋華賞で2冠を達成。初の古馬との対戦だったエリザベス女王杯も完勝し、同年の最優秀3歳牝馬に輝いた。しかし、古馬になってからは苦戦が続き、2014年ヴィクトリアMの2着が最高。2017年の阪神牝馬S14着を最後に引退した。

 子供は栗東・飯田祐史厩舎にいるメイショウイチモンがJRA唯一の現役馬。その他に現2歳のレイデオロ産駒の牡馬、9日に生まれたホッコータルマエ産駒の牡馬がいる。

 「オーナー(松本好雄さん)と僕も非常に楽しみにしている馬でした。グレードレースを勝った馬らしく、気の荒い面もありましたけどね。タルマエの子供も非常にいい馬です。残された馬たちが頑張って、活躍してくれればと思います」と同牧場の上山泰憲社長は愛馬を悼んだ。

スポーツ報知

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