川崎DF高井幸大はCロナウドらに対抗「日本人らしい組織的な戦い方で勝てた」 決勝へ「ここまで来たからには気持ちだけ」
2025年5月1日(木)4時6分 スポーツ報知
◆ACLE▽準決勝 川崎3—2アルナスル(日本時間1日、キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)
川崎は前半10分、FW伊藤達哉が右足で先制ゴール。28分に同点ゴールを許したが、前半41分、MF大関が左足で押し込み、2—1とリードを奪った。後半31分にはFWエリソンの折り返しをMF家長が押し込んで、3点目。その後の相手の反撃を1点にしのぎ、1点差で逃げ切った。4強入りで既にクラブの歴史を塗り替えていた川崎は記録を更新し、初の決勝進出。現地時間3日(日本時間4日)に初のアジア王者をかけて、アルアハリ(サウジアラビア)と対決する。
体を張った守備で、C・ロナウドやサディオ・マネに対抗した日本代表DF高井幸大は中継局DAZNのインタビューに答え、「前線の選手が点を取ってくれて、2失点したが、勝てて良かった。サッカーを楽しむ気持ちでやってますし、でも、もっともっと今日のプレーにもそこまで満足はいってないので、決勝でチームを救うようなプレーができればいい。正直、個のところではチーム全員として負けていたが、日本人らしい組織的な戦い方で今日は勝てたと思う。次は本当に個が素晴らしい選手がたくさんいるので、自分たちはアジリティー(俊敏さ)や、チームワークで相手を上回りたいと思う。ここまで来たからには気持ちだけだと思うし、あと1センチ、あと1メートル、そんな戦いになると思うので、全力尽くしたい」と抱負を語った。