インテルのフィジカルモンスターとバルサの神童が圧巻ゴール…計6得点の打ち合いに

2025年5月1日(木)11時13分 スポーツ報知

◆欧州CL準決勝第1戦 バルセロナ3—3インテル(4月30日・エスタディオリンピックリュイスコンパニス)

 バルセロナとインテルが対峙(たいじ)した準決勝第1戦は、インテルの攻撃的ウィングバック・ダンフリースと、バルセロナの若きエース、17歳FWヤマルが印象的な活躍を見せ、3—3のドローで終えた。決勝進出をかけた第2戦はインテルのホームで、6日に行われる。

 開始1分。インテルがいきなり試合を動かした。右WBのオランダ代表MFダンフリースが右サイドから低いクロスを入れると、これをフランス代表FWテュラムがバックヒールで流し込み先制。さらに同21分、CKをファーで折り返すと、ゴール前の浮き球に188センチのダンフリースが宙を舞って豪快なジャンピングボレーでたたき込み、2点のリードを奪う展開となった。

 一方でバルサも前半24分。スペイン代表FWヤマルが、インテル守備陣が5人ほど待ち構えた密集地帯にドリブルで割って入ると、そのまま左足でファーサイドに決めて1点差に。堅守を無効化する17歳のプレーで試合の流れを変えると、同38分には左サイドのブラジル代表FWラフィーニャが折り返し、中央でスペイン代表FWフェラントーレスが決めて同点に。2—2で前半を折り返した。

 インテルはハーフハイムにエースのアルゼンチン代表FWラウタロマルティネスが、バルセロナは右サイドバックのフランス代表DFクンデが負傷交代。後半18分、先に前に出たのはインテルだった。CKからダンフリースが競り勝ち、最後は肩あたりで押し込んで勝ち越し。しかし同20分、バルサもCKからFWラフィーニャが左足でミドルシュートを狙うと、ポストに当たったシュートがインテルGKゾマーの背中に当たってゴールに。記録はゾマーのオウンゴールとなり、同点に追いついた。

 後半43分、バルサはカウンターからヤマルがループシュート。これはクロスバーに当たりゴールとはならず。17歳でバルサでの公式戦100試合目となったヤマルが圧巻のパフォーマンスを見せたが、試合は両者譲らずドローで終えた。

スポーツ報知

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