先制点の川崎FW伊藤達哉「すごいタフなゲームだった」 決勝へ「日本のチームの強さを示したい」
2025年5月1日(木)3時55分 スポーツ報知
◆ACLE▽準決勝 川崎3—2アルナスル(日本時間1日、キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)
川崎は前半10分、FW伊藤達哉が右足で先制ゴール。28分に同点ゴールを許したが、前半41分、MF大関が左足で押し込み、2—1とリードを奪った。後半31分にはFWエリソンの折り返しをMF家長が押し込んで、3点目。その後の相手の反撃を1点でしのぎ、1点差で逃げ切った。
4強入りで既にクラブの歴史を塗り替えていた川崎は記録を更新し、初の決勝進出。現地時間3日(日本時間4日)に初のアジア王者をかけて、アルアハリ(サウジアラビア)と対決する。
マンオブザマッチに選出された伊藤は、中継局DAZNのインタビューに答え、「すごいタフなゲームだったが、チーム全員で一丸となって、ファンの人も含めて戦い切れたのが良かった。やっぱり相手は強力な選手がいるので、ボールを握ってカウンターを食らうよりは少ない枚数でリスク管理しながら攻めるというのは狙いの一つだった。また1個勝って、日本のチームの強さを世界に示したい」とアジア王者への意気込みを語った。