クラブ初の決勝進出に川崎・長谷部茂利監督「若い選手、ベテランの融合が素晴らしかった」
2025年5月1日(木)3時59分 スポーツ報知
◆ACLE▽準決勝 川崎3—2アルナスル(日本時間1日、キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)
川崎は前半10分、FW伊藤達哉が右足で先制ゴール。28分に同点ゴールを許したが、前半41分、MF大関が左足で押し込み、2—1とリードを奪った。後半31分にはFWエリソンの折り返しをMF家長が押し込んで、3点目。その後の相手の反撃を1点にしのぎ、1点差で逃げ切った。4強入りで既にクラブの歴史を塗り替えていた川崎は記録を更新し、初の決勝進出。現地時間3日(日本時間4日)に初のアジア王者をかけて、アルアハリ(サウジアラビア)と対決する。
長谷部茂利監督は中継局DAZNのインタビューに答え、「始まる前から、難しい。始まっても難しい。ただ先制できて、リードできて、追加点も取れて、最後は失点して危ない流れになったが、選手たちがそれを分かっていながら、うまくゲームをクローズできたと思う。選手全員がとくに、若い選手、ベテランの選手の融合が素晴らしかった。またいい準備をして、短い時間だが、チーム一丸となって挑みたい」と頂点を見据えた。