無失点を継続できる山崎伊織が間違えない２つの要素…村田真一氏が指摘
2025年5月1日（木）5時5分 スポーツ報知
力投する山崎伊織（カメラ・清水 武）
◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 巨人２—０広島（３０日・東京ドーム）
山崎にピンチは２回あった。４回２死一、三塁。菊池を右飛に取った２ストライクからの３球目、１４９キロの真っすぐは高めに行ってヒヤリとしたけれど、外角いっぱいとコースが良かった。７回１死一、二塁では坂倉と堂林をフォークで連続三振。ともに低めに決まって高さが抜群やった。勝負所でコースと高さを両方同時に間違えることがないから、無失点が続いている。球種でいえば、左打者への逃げるようなフォークと右打者へのシュートがいい。小園の第１、３打席を二ゴロに取ったのはフォーク。打者は当てるのが精いっぱいよ。ただ、ピッチングは申し分ない中、あえて注文を付けるなら３、５回と失敗した送りバント。ともにノーアウトの走者を送れなかった。大瀬良との素晴らしい投手戦でチャンスは少ないわけやから、きっちり決めてほしかった。打撃も得意な男。バントの練習もしっかりしてほしいね。（スポーツ報知評論家・村田 真一）
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