山本由伸6回1安打無失点で4勝目、防御率0・90に…大谷翔平は4打数ノーヒット

2025年5月3日(土)12時16分 読売新聞

ブレーブス戦に先発出場したドジャースの山本由伸(2日、米アトランタで)=AP

 米大リーグで3、4月の月間MVPを獲得したドジャースの山本由伸は2日(日本時間3日)、敵地アトランタでのブレーブス戦に先発登板し、6回91球1安打6奪三振で無失点の快投を見せ、4勝目を挙げた。1番・指名打者でフル出場した大谷翔平は、4打数無安打だった。投手戦となった試合は、2番・ベッツのソロ本塁打などでドジャースが四、六回に1点ずつ得点。八回終了後、雨のため1時間15分ほど中断したが、その後再開して2−1で接戦を制した。ドジャースは6連勝。(デジタル編集部) 

ドジャース000 101 000=2

ブレーブス000 000 100=1

 3、4月に6度の先発で防御率1・06をマークし、日本人投手5人目となる月間MVPを獲得した山本。初回はわずか6球で二死とすると、その後四球を許すも、4番のオルソンを遊直に打ち取り、無失点で終えた。二回も自らの好捕でチャンスの芽を摘み取り3者凡退に抑えると、三回、四回には155キロ前後の直球に、スプリットなど多彩な変化球を丁寧に投げ分けて、4三振を奪った。打者に的を絞らせず、六回二死まで無安打の完璧な投球を披露。二死から2番・ライリーにチーム初安打となる右中間二塁打を浴びたが、次打者を低めのカーブで三ゴロに打ち取り、大きく息を吐いて安堵の表情を見せた。試合を終えて、山本の防御率は、両リーグ・トップの0・90となった。

 1番・指名打者としてフル出場した大谷は、ブレーブス先発の2年目右腕・ホームズの変化球に苦戦し、初回と四回に2三振を喫した。六回は二ゴロ、投手が変わった八回も右直に倒れ、快音は響かなかった。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「安打」をもっと詳しく

「安打」のニュース

「安打」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ