慶大・渡辺和 14Kで2度目の完封 今季序盤は不調も高松商で同期の巨人・浅野と「励まし合った」で復調
2025年5月4日(日)5時0分 スポーツニッポン
◇東京六大学野球(2025年5月3日)
1回戦2試合が行われた。慶大は先発の左腕・渡辺和大投手(3年)が1安打14奪三振の完封で東大に先勝した。
渡辺和がリーグ戦2度目の完封勝利を飾った。7回2死まで無安打に抑え、14奪三振。「(無安打は)意識せず、打たれるものだと思って投げた。1本打たれて肩の力が抜けた」。
昨秋は防御率1位の左腕も、今季序盤は調子が上がらなかった。高松商(香川)で同期の巨人・浅野も打撃不振で、連絡すると「お互いマイナスの話ばかりで励まし合った」という。そんな球友とのやりとりが快投につながった。