佐久間朱莉「頑張れる理由になった」同じジャンボ門下生・西郷真央のメジャーVに刺激受け2戦連続優勝狙う

2025年5月1日(木)17時39分 スポーツニッポン

 女子ゴルフのパナソニック・オープンは2日から3日間、千葉・浜野GCで開催される。2戦連続優勝を狙う佐久間朱莉(22=大東建託)は1日、プロアマに出場するなどコースで最終調整した。

 2週前のKKT杯バンテリン・レディースでツアー初優勝。その翌日の4月21日に師匠の尾崎将司(78)のもとを訪れた。佐久間が「ようやく初優勝できました」と優勝を報告すると、尾崎は「おめでとう」とハグで祝福したという。

 ただ男子ツアー94勝のレジェンドはそれだけで済ませなかった。「上位陣が米国に行っているから勝って当たり前だ」「あの長いパーパットはなんだ」と冗談めかしながら苦言も。それでも佐久間は「喜んでくださったので、私も良かったなと思いました」と嬉しそうに振り返った。

 25日には千葉県内のジャンボ邸で祝勝会が催された。3年前の尾崎の誕生日(1月24日)に「私が勝った時に開けてください」と佐久間がプレゼントした高級シャンパンを開栓し乾杯もした。

 「私はお酒が好きじゃないので、おいしくはなかったけど、開けれたことがうれしかった。ジャンボさんはおいしそうに飲んでいました」と恩返しできたことを喜び「2勝、3勝と(尾崎に)報告に行けるようにしたい」と力を込めた。

 前週シェブロン選手権では同じジャンボ門下生の西郷真央(23)が米ツアー初優勝、メジャー初制覇の快挙を成し遂げた。西郷が1歳上だが、尾崎の弟子になったのは佐久間が先。ジュニア時代からジャンボ邸でともに切磋琢磨してきた。

 2週前は西郷から祝福のメッセージが届き、今回は佐久間がお祝いの言葉を送った。「真央ちゃんは小さい頃から一緒にやってきたので、優勝は私も嬉しいし、ああなりたいと思ったので、今週から頑張れる理由になった」と大いに刺激になった様子だ。

 目下の目標は、今月19日の世界ランクで75位以内に付与される全米女子オープン(今月29日開幕、ウィスコンシン州)出場権を獲得すること。世界ランク82位の佐久間は「あと3試合、上位に食い込みたい」と新たなターゲットを見据えている。

スポーツニッポン

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