【柔道】太田彪雅「気持ちを持っていくだけ」新井道大「最低でも優勝」9日開幕GSアスタナ大会へ気合
2025年5月2日(金)22時17分 スポーツニッポン
柔道グランドスラム(GS)アスタナ大会(9日開幕)に出場する男子100キロ超級の太田彪雅(27=旭化成)と100キロ級の新井道大(東海大3年)が2日、出国前のオンライン会見を行った。
太田彪雅は、代表に内定している世界選手権(6月、ハンガリー・ブダペスト)のシード獲得を見据え「世界ランキングをベスト8以内に上げることを目標に出場します」と抱負を述べた。4月29日の全日本選手権は準々決勝で敗退。「悔しい結果に終わってしまって精神的にも切り替えは難しい」としながらも「体的には不調はないので、あとは自分の気持ちをカザフスタン(GSアスタナ大会)へ持っていくだけ」と切り替えを誓った。
国際大会の出場は、優勝した2月のGSバクー大会以来。「自分の組み手が海外の選手にどこまで通用するか、もう一度確認していけたら」と、世界選手権につなげる考えを示した。
新井道大は4月の全日本選抜体重別選手権で初優勝を果たしており、こちらも世界選手権の代表に内定。今年一番の大舞台へはずみをつけるためにも「最低でも優勝という目標を設定して今は稽古に取り組んでいる。世界選手権につながるような試合をしたい」と意気込んだ。