【柔道】永瀬貴規「落ち込んでいる暇はない」選抜体重別から1カ月...9日開幕GSアスタナ大会へ意気込み
2025年5月2日(金)20時38分 スポーツニッポン
柔道グランドスラム・アスタナ大会(9日開幕)に出場する男子81キロ級五輪2連覇王者の永瀬貴規(31=旭化成)が2日、出国前のオンライン会見を行った。
「久しぶりの国際大会で外国人選手と組み合って、手応えを得て世界選手権につなげられるような大会にしたい」と抱負を述べた。昨夏のパリ五輪以来の復帰戦となった4月の全日本選抜体重別選手権は初戦でまさかの失神一本負け。「良い柔道ができなかった」としながらも「落ち込んでいる暇はないので、しっかり前を向いてと自分に言い聞かせてやっています」と気持ちを切り替えてきた。
選抜体重別は初戦敗退も、過去の実績が評価されて世界選手権(6月、ブダペスト)の代表に内定。「選んでいただいたので、その期待に応えられるようにと思って過ごしてきた。良い状態で世界選手権を迎えるためには、大会で課題や手応えを得たいと思った」。6月の世界選手権を見据え、今大会ではずみをつける。