【柔道】阿部詩「本当に一緒の血が通っているのかな?」全日本選手権で見せた兄・一二三のパワーに驚き

2025年5月3日(土)14時35分 スポーツニッポン

 柔道女子日本代表が3日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われている強化合宿を公開した。

 女子52キロ級東京五輪金メダルのの阿部詩(24=パーク24)は、世界選手権(6月、ハンガリー・ブダペスト)へ向け「もう一度世界一になるという目標を達成するための、自分との闘いになる」と意気込みを語った。

 4月29日の全日本選手権に、兄で男子66キロ級五輪2連覇王者の阿部一二三(27=パーク24)が出場。2階級上の選手を豪快な一本勝ちで破って初戦突破した兄の戦いを現地で見守った。「自分の技で持っていっていたので、あそこまでの力はどこに隠れていたんだ?と驚きました。兄妹ながら本当に一緒の血が通っているのかな?と。(自分は)今回の練習で1階級上の選手に技に入ってもあんなにきれいに持っていけないので、兄の力はすごいんだなと改めて感じました。旗判定もあっていろいろな戦い方があった中で、兄が選んだのは自分の柔道を貫くという戦い方だったので、そこは凄く尊敬できます」。兄への尊敬の念を深め、大きな刺激を受けた。

 自身は、体重無差別で争う全日本女子選手権に出場したことはまだ一度もない。来年以降は2028年のロサンゼルス五輪が近づいてくるため日程的には難しそうだが「機会があれば挑戦したい」と無差別級挑戦も視野に入れた。

スポーツニッポン

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