マーリンズ指揮官 大谷は「“超一流”レベル」も「彼のプレーを見るのは、以前のように楽しくない」
2025年5月1日(木)3時38分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ マーリンズ—ドジャース(2025年4月30日 ロサンゼルス)
マーリンズのクレイトン・マッカラー監督(45)が30日(日本時間5月1日)、ロサンゼルスでのドジャース戦の前に取材対応した。
昨季まではドジャースの一塁コーチを務め、出塁した際にヘルメットをくっつける「ヘッドバンプ」のセレブレーションでも注目を集めたマッカラー監督だが、29日の対戦では初回に大谷が先頭打者本塁打で“恩返し”をした。
「ショウ(大谷)は本当に特別な才能の持ち主で、その才能をこれまで以上に“超一流”のレベルへと引き上げている」と称賛。そのうえで「それにしても、相手チームの立場から彼のプレーを見るのは、以前のように楽しいものではないね」と昨季のように素直に喜べない心境を口にした。
29日はドジャースに主導権を握られ完敗だったマーリンズ。指揮官は「こういう時にありがたいのは、すぐに次の試合があること。気持ちを切り替える助けになる。1勝を挙げて、休養日に入ることを目指す」と29日現在、借金5のチームにとって5月攻勢のきっかけになる白星を期待した。