3発快勝でEL決勝へ前進も…マンU指揮官、ホームでの第2戦へ気を緩めず「まだ終わっていない」
2025年5月2日(金)12時54分 サッカーキング
マンUを率いるアモリム監督 [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグが5月1日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地『サン・マメス』でアスレティック・ビルバオと対戦した。30分にカゼミーロのヘディングシュートで先制すると、35分にはボックス内でラスムス・ホイルンドを倒したダニエル・ビビアンが一発退場となり、これで得たPKをブルーノ・フェルナンデスが沈める。45分にもB・フェルナンデスが追加点を挙げ、3−0で試合を締め括った。
3点リードという大きなアドバンテージを手に本拠地『オールド・トラッフォード』へ帰還することとなったマンチェスター・ユナイテッド。アモリム監督は、アスレティック・ビルバオがELでここまで無敗を維持し、ラ・リーガでもわずか1敗しか喫していなかった“要塞”『サン・マメス』での快勝について「誰もこの結果を予想していなかっただろうし、最高の結果だよ」と率直な感想を述べつつ、次のように言葉を続けた。
「しかし、最初の25分間、得点と退場後では試合の流れが変わったことがわかるだろう。最初の30分間は相手にも得点のチャンスがあり、それが決まっていれば試合は違ったものになったはずだ。得点後の我々はより自由にプレーできたと思っている。後半は慎重にプレーした。チャンスも作ったが、最も重要なことは相手が我々のゴールにあまりシュートを打てなかったことだ」
直近5試合で2分3敗と苦戦が続いていたプレミアリーグでの鬱憤を晴らすかのような快勝劇。アモリム監督は「ここ最近の試合を経て、我々は成長した。結果だけを見ているわけではない。勝った試合で良くないプレーをしていた時もあるし、負けた試合で良いプレーをしていた時もある。時には少しの運も必要になる」とコメントしている。
セカンドレグは1週間後の現地時間8日に開催。大きなアドバンテージを得ているものの、アモリム監督は「あと1点決めるチャンスもあったが、まだ終わっていない。オールド・トラッフォードで同じような結果になる可能性もあるし、準備が必要だ」と気を引き締めた。
【ハイライト動画】マンUが敵地でビルバオに3発快勝!