ヤンキース6発15得点で快勝 初回先頭から3者連発&4本塁打 同一シーズン2度目はMLB史上初
2025年4月30日(水)13時38分 スポーツニッポン
◇ア・リーグ ヤンキース15—3オリオールズ(2025年4月29日 ボルチモア)
ヤンキースは29日(日本時間30日)、敵地でのオリオールズ戦で打線が6本塁打を放つなど19安打15得点と爆発し、快勝した。
初回、先頭・グリシャムが相手先発・ギブソンのカットボールを捉え、右翼へ8号ソロ。これが号砲となり、続くジャッジは相手右腕の速球を狙い、同じように右翼へ3試合ぶりの一発となる9号ソロを放り込んだ。続くライスは低めチェンジアップを捉え、右翼席に7号ソロ。先頭打者からの3者連続本塁打は3月29日のブルワーズ戦で球団史上初めて記録したが、わずか1カ月で2度目もマークした。
4番・ゴールドシュミットは遊ゴロに打ち取られたが、5番・ベリンジャーも右翼席へ3号ソロを放つなど、初回だけで4発が飛び出し、いずれも右翼席へ飛び込んだ。
2回にはライスが2打席連発となる8号ソロを右翼ポール際へ放り込むなど、2回までに6得点。4、5回にも3点ずつ加えると、9回にはウェルズが5号ソロ。前日、菅野智之に5回まで5安打8奪三振、無得点に抑え込まれた打線が一転、19安打15得点と大暴れした。
ヤンキースは先頭打者からの3者連続本塁打は3月29日のブルワーズ戦で球団史上初めて記録したが、わずか1カ月で2度もマーク。この試合も初回に4本塁打を放った。
大リーグ公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者が自身のX(旧ツイッター)で記録を紹介し、同一シーズンに先頭打者から3連発、初回の4本塁打を2度記録したのはどちらも「MLB史上初めて」と記した。