高橋藍「いろいろな言葉があったが、選手はリスペクトを持って対戦している」愛知との決勝へ願い…3日SVリーグ決勝第1戦

2025年5月2日(金)14時19分 スポーツ報知

練習で汗を流すサントリー・高橋藍(カメラ・岡野 将大)

◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ決勝 公式練習 サントリー—愛知(2日、東京・有明アリーナ)

 初代王者を決めるチャンピオンシップ(CS、3日〜)決勝の公式練習が2日、会場の有明アリーナで行われ、出場するレギュラーシーズン2位のサントリーと同4位の愛知が最終調整した。サントリーの主軸・高橋藍が練習後に取材に応じ「今まで戦ってきた相手の思いも背負って戦わないといけない。セミファイナルが終わって『ここがゴールじゃない』という部分もあって、すぐに決勝に向けて切り替えている。第1戦からしっかり勝ちきることを意識したい」と力強く意気込んだ。

 準決勝の名古屋戦後は、第4セットの判定やルール適用に対して、ネット上でも辛辣(らつ)なものも含めて、さまざまな言葉が飛び交った。藍もその言葉を目にしており、「いろいろな言葉がありましたけど…」と慎重に口を開いた。「SVリーグが盛り上がってきている部分と、バレーボールファンの方に覚えておいていただきたいのは、自分たちはお互いにリスペクトを持って対戦していますし、あのような結果にはなりましたけど、運営の方も、もちろんファンの方も真摯(しんし)にバレーボールをやっている。もちろんファンの方々がいて、自分たちはバレーボールをやれています。なので、できればその言葉は、選手たちを褒めるものに使ってほしいなと自分自身は思います」と願った。

 ファンの応援が原動力になっている。その上で「自分自身を応援して下さるファンの方、サントリーのファンの方の言動であったり、行動が、もちろん逆もしかり。難しい問題ですけど、選手はリスペクトを持ってやっています」とファンにも温かい応援を求めた。また、選手としての決意も込めた。「決勝にふさわしい試合をしていくことが自分たちの役割なので、全力で面白いバレーボールを見せていきます」。3日からの愛知との大一番へ、強い覚悟をにじませた。

 愛知との決勝は3日に有明アリーナ、5日、6日は千葉・ららアリーナ東京ベイで実施。2戦先勝制で1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。

スポーツ報知

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