【SVリーグ】大阪Mが初代女王に王手 プレーオフ決勝第1戦、攻守で高さ生かしてストレート勝ち
2025年5月2日(金)20時14分 スポーツニッポン
◇大同生命SVリーグ チャンピオンシップファイナル第1戦 大阪M—NEC川崎(2025年5月2日 有明アリーナ)
2戦先勝方式のプレーオフ決勝第1戦が行われ、大阪Mが3—0のストレートでNEC川崎に先勝し、SVリーグ初代女王に王手をかけた。
昨年10月に発足したリーグの新たな歴史を刻む決勝戦は、旧Vリーグだった昨年のプレーオフ決勝と同カード。今季レギュラーシーズン(RS)1位の大阪Mが強さを見せつけ、昨年決勝で敗れた悔しさを晴らした。
大阪Mは試合開始から1メートル95のミドルブロッカー蓑輪が2連続ブロックを決めるなど、怒とうの8連続ポイントで勢いに乗った。オポジットのファンヘッケも1メートル91の高さを生かし次々とアタックを成功。攻守で優位に立つと第1セットを25—14で制した。
第2セットは序盤こそ競り合う展開が続いたが、徐々にペースを取り戻し25—10。RSで総得点ランキング3位の895得点を叩き出したNEC川崎の佐藤にも仕事をさせなかった。
ハーフタイムを挟んだ第3セットは相手の修正もあり、最後まで競り合った。しかし要所でポイントを重ねた大阪Mが、このセットも25—21で奪取。試合を通じて、サーブを起点にブロックとディグで粘りを見せ、ストレート勝ちで新リーグ初代女王に王手をかけた。決勝第2戦は3日に行われる。
▼酒井監督 まずは自分たちのプレーをすることにフォーカスした。選手たちが良いサーブを打ってくれたのでブロックとディグをしやすい展開になった。