ロッキーズ 開幕31試合目にして今季初の連勝 先発フリーランドは球団新の207試合目の先発登板
2025年5月2日(金)19時9分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ロッキーズ4—3ジャイアンツ(2025年5月1日 サンフランシスコ)
開幕から低迷にあえぐロッキーズが、今季31試合目にして初の「連勝」を飾った。
7回途中までサイ・ヤング賞3度のジャイアンツ先発・バーランダーの前に2得点。
試合をひっくり返したのは1点を追う8回だ。1死二塁でベッツが同点二塁打。2死後には4番グッドマンが右前に勝ち越し打を放った。
先発左腕のフリーランドは、球団新記録となる207試合目の先発マウンド。初回にいきなり1番ラモスに先頭打者本塁打を許すも、6回7安打3失点と粘ってチームに逆転のチャンスをもたらした。
球団の地元であるコロラド州デンバーの出身である31歳の左腕は「デンバーで育った私は、ロッキーズでプレーすることなど夢にも思っていなかった。ましてや、この球団の多くの(投手の)ランキングで上位に立つなんて、想像もしていませんでした」
そして「これほど長くこの球団の一員として、自分自身にとって大きな節目となる記録を築けたことを誇りに思う。チームメイトや家族がいなかったら、成し遂げられなかったでしょう」と感謝の思いを口にした。
連勝でチームは6勝25。勝率はいまだ1割台の・194だが、ここから巻き返しとなるか。