あわや乱闘騒ぎ! 頭上にケツが直撃→盗塁走者が大激怒… 両軍ベンチが飛び出して一触即発の事態

2025年5月3日(土)12時30分 ABEMA TIMES

【MLB】オリオールズ5−4ヤンキース(4月30日・日本時間5月1日)       

【映像】走者ブチギレ! 両軍が一触即発する瞬間

4月30日(日本時間5月1日)に行われたボルティモア・オリオールズ対ニューヨーク・ヤンキースの一戦で、オリオールズの盗塁をキッカケに、両軍が一触即発の事態を迎えた。

4-2、オリオールズ2点のリードで迎えた4回裏・無死一塁、一塁塁上にはライトへのヒットで出塁したこの回先頭の8番ヘストン・カースタッド、打席には9番のラモン・ウリアスという場面で、フルカウントから投じられたウリアスへの7球目でカースタッドがスタート。ウリアスは空振り三振となったものの、キャッチャーのオースティン・ウェルズからの送球が高めに逸れたとあって、カバーに入ったセカンドのパブロ・レイエスがジャンプするも届かず、ボールはセンター方向に向って転々。
カースタッドはセーフとなり、盗塁成功という形になったものの、ここで何やらおかしな空気に。実はウェルズからの送球をキャッチしようと二塁付近でジャンプしたレイエスが、着地の際にカースタッドと交錯。カースタッドの頭の上に座るように覆いかぶさり、さらにバランスを崩してカースタッドの背中付近を手で抑えるような動作をしてしまったことから、カースタッドは二塁に到達するなり激怒。レイエスと口論になりかけたところで、投手のカルロス・カラスコや、ショートのアンソニー・ボルピまでもがカースタッドの元へと歩み寄って取り囲むような形となると、これを見た両軍の選手たちはベンチから飛び出し、さらには外野のブルペンからも選手たちまでもが一斉に“猛ダッシュ”で駆けつけたことで一気に緊張が走り、一触即発の事態となってしまった。

ちなみに、今回のバトルで火蓋を切ったカースタッドは、昨季、7月12日(日本時間7月13日)に行われたヤンキース戦で、頭部死球を見舞われ、その後、故障者リスト入り。しかもこの死球の際、ヤンキースベンチからヤジがあったようで、オリオールズのブランドン・ハイド監督が激怒。これに端を発する形で両軍ベンチから選手たちが飛び出し、今回と同様、一触即発の事態へと発展。どうやら、こうした“遺恨カード”化していたことも、今回の騒動の呼び水となった模様だ。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)

ABEMA TIMES

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