昨夏V京都国際が夏ノーシード「自信のなさが...」西村が12K1失点も打線が沈黙3安打
2025年5月3日(土)17時43分 スポーツニッポン
◇高校野球春季京都大会2次戦1回戦 京都国際0—1龍谷大平安(2025年5月3日 太陽が丘球場)
高校野球の春季京都大会は3日、2次戦1回戦が4試合行われた。京都国際は龍谷大平安に0—1で敗れ、今夏京都大会をノーシードで臨むことが決まった。
阪神やオリックスなどNPB8球団のスカウトが視察する注目度の高い一戦だった。昨夏の日本一に貢献したエース左腕の西村一毅(3年)は12奪三振で1失点完投。しかし、「1番・三塁」で先発したプロ注目の清水詩太(3年)が3三振を含む4打数無安打に終わるなど、打線が3安打完封負けを喫した。
小牧憲継監督は「一人一人の能力は上がったけど、劣勢になるとベンチにまで選手の自信のなさが伝わってくる。工夫する力、ゲームメイクする力がまだまだない。西村一人に頼るのではなく、打線の強化が必須になる」と夏への課題を見つめ直した。