浦和が9季ぶり5連勝&10季ぶりホーム6連勝! 原口「迷いなくプレーできている」

2025年5月3日(土)20時11分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ 第14節 浦和2—0東京V(2025年5月3日 埼玉スタジアム)

 浦和はホームで東京Vに2—0で快勝した。第2ステージ優勝を果たした16年9〜10月の6連勝以来となる5連勝。本拠地6連勝はホーム9戦全勝で第1ステージを制した15年以来10シーズンぶりとなった。

 乗ってる男がまた決めた。開始6分、左サイドでボールを受けたFW松尾が細かいシュートモーションを何度も入れながら中央に切れ込み右足を振った。3試合ぶりの今季3点目は値千金の先制弾。今季最多5万2429人の観衆を集めた埼スタを勢いづけた。

 本職は左ウイングだが、4月13日の町田戦で1トップで初起用されてからチームは連勝街道に突入。開幕から4戦未勝利の低迷を打破してV字回復させた立役者は「今日は起きた時から凄く気分が良かった。それが試合に出た。たまにあるんですよ」と笑った。

 追加点は前半31分。MF金子の右ショートCKを受けたMFサヴィオが高速クロスを送ると、こぼれ球をMF渡辺が右足で蹴り込んだ。MFグスタフソンがコンディション不良でベンチ外となる中、MF松本が5試合ぶりに先発復帰して安定したプレーを披露。後半32分にはケガから復帰したMF中島が7試合ぶりにピッチに立ち、直後にポスト直撃の直接FKを放った。層の厚さも見せての快勝だった。

 5連勝中は4試合でセットプレーからゴールが生まれている。攻撃では裏に抜け出す動きが増えて流動性が増し、守備では前線からのプレスのかけ方が整備されて高い位置でボール奪取する回数が増加。白星を重ねることで開幕から貫いてきたスタイルに自信が備わったことも大きい。

 今季は終盤に投入されて試合を閉める役割に徹するMF原口は「今まで経験した中で、強いチームというのは自分たちがやるべきことを分かっていて、選手が迷いなくプレーできている。それに近い雰囲気はある」と手応えを口にした。

スポーツニッポン

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