【ケンタッキーダービー】陣営のひと言

2025年5月3日(土)5時9分 スポーツニッポン

 ▼(1)シチズンブル(ガルシア)追い切り(月曜にダートコース5F58秒4で1番時計)の動きは良かった。目いっぱい走ったわけではなく、あれくらいは楽に動くんだ。

 ▼(2)ネオエクオス(ジョセフJr.師)先週木曜にガルフストリームパークで追い切ってチャーチルダウンズに来てからも順調。準備はできている。

 ▼(3)ファイナルギャンビット(B・コックス師)芝のレースとはいえチャーチルダウンズを経験済みで環境に慣れている。ダートの走りが良く、追い切りは力強い動き。調整は全てうまくいっている。

 ▼(5)アメリカンプロミス(ルーカス師)5月の遅生まれで今、体が成長しているところ。前走後は全てが順調で状態に関しては何も心配な点がなかった。先週土曜に追い切って、いい動き。枠もいい。

 ▼(6)アドマイヤデイトナ(宮下助手)ドバイから輸送後も落ち着きがあり、カイ食いが良くて体調は良さそう。ドバイのレースや輸送による疲れも取れた状態で当週の追い切りを迎え、しっかり負荷をかけることができました。併せ馬で競り合ってフィニッシュでき、動きも良かったです。

 ▼(7)ルクソールカフェ(モレイラ)火曜の追い切りは1000メートルから。ハードな内容ではなく、微調整として馬の感触を確かめる程度。フットワークはスムーズでリズムが良く、精神面の雰囲気もいい。ケンタッキーダービーという舞台に臨めることが楽しみ。

 ▼(8)ジャーナリズム(マッカーシー師)仕上げに手間取るタイプではない。先週日曜の追い切りはウンベルト(リスポリ)に乗ってもらって「いい動き」と満足そうにしていたよ。去年、入厩した時から2歳にしては完成度が高いなと思った。枠は文句なし。行き脚はつくし、いい形で最初にコーナーに入れそう。

 ▼(9)バーナムスクエア(ウィルキス師)前走は後方からの競馬。まだレースぶりが粗削りで、もっと経験を積まないといけない。追い切りは力強い動き。馬格がある方ではないけど乗り込んで準備をしてきた。ほぼ真ん中のいい枠。ここなら、いろいろな選択肢がある。どこかでスペースを確保しないといけないけど、そのあたりはブライアン(ヘルナンデスJr.)に任せる。彼は去年ミスティックダンでこのレースを勝ったジョッキーだからね。指示するつもりはない。前走で乗ってもらっているし全ては彼次第だよ。

 ▼(11)フライングモホーク(ベックマン師)初ダートだけど稽古の感じなら、うまく対応してくれると思う。乗り難しいタイプではない。この距離も合いそう。先週金曜にチャーチルダウンズのダートコースで追い切ってイメージ通りやれた。真ん中の枠で競馬はしやすいんじゃないかな。

 ▼(12)イーストアベニュー(ウォルシュ師)元々、素質はあったけど、いろいろ学ばないといけないことが多かった。2走前のリズンスターSがいい経験になったかな。そこから修正し、前走につながった。内に速い馬がいるようだし、枠はこのあたりでいい。

 ▼(13)パブリッシャー(アスムッセン師)体や血統は素晴らしいけど成長途上なので、これまで無理をさせず成長を促しながらやってきた。その段階で、よく走っている。稽古は動けているし、チャーチルダウンズに来て調子は上向き。ブリンカーを着ければ集中力が増すと思うし、能力的にもっと走れていい。いつも一緒に調教をしている(僚馬)ティズタスティックが隣の枠にいるのは理想的だよ。

 ▼(14)ティズタスティック(アスムッセン師)距離が延びて良さが出た。チャーチルダウンズへの輸送はうまくいった。稽古の動きが良く、状態はいい。いつも一緒に調教をしている(僚馬)パブリッシャーの隣の枠で良かった。

 ▼(15)レンダージャッジメント(マクピーク師)外枠がどう出るかだけど乗り方に関してはジュリアン(ルパルー)に任せる。補欠から繰り上がりでオーナーには一般レースを勧めたけど「ぜひ出したい」とのことで出走に至った。先週土曜の追い切りが素晴らしく、それも出走を決めた理由の一つ。チャーチルダウンズで勝ち鞍(2戦目に未勝利勝ち)もあるし、ここの馬場を気に入っているんだろうね。

 ▼(16)コールバトル(ブライリー師)前走はまだ良くなる余地を残した仕上がり。前2頭が飛ばし、それを見ながら運んで最後はきつくなった。のんびりした性格で普段は馬房でリラックスしている。追い切り後、ケロッとしていたし、動き自体もいい。枠は8〜11番が良かったけどね。内側に速い馬がいるようだし、その後ろに付けられたら。

 ▼(17)サンドマン(キャシー師)先月15日の追い切りは予定通りの時計でやれたし、完璧じゃないかな。その後はレース10日前の23日に時計を出し、当週の月曜は厩舎で静養。前走と同じパターンで進めている。枠は外めでいい。ジョッキー(オルティス)も枠は気にしていなかったよ。

 ▼(18)ソヴリンティ(モット師)このレースを勝つには能力はもちろん、運が必要。うまくかみ合った時に結果につなげられるよう最高の状態に仕上げることに力を注いだ。稽古はよく動けているよ。全てがうまくいっている。

 ▼(19)チャンクオブゴールド(ウエスト師)先月19日の追い切りは予定通り。序盤は少しゆっくり入って、しまいを伸ばしたかった。馬自身は元気で、もっと走りたがっているけど、それはレース当日に取っておく。25日の追い切りも思った通りの動き。心身ともに状態はいい。外枠になったけど1コーナーまで距離があるし、内に潜り込めたら。

 ▼(20)オーウェンオールマイティ(リンチ師)追い切りはこれ以上ないくらい、いい動きをしていた。距離は違うけどチャーチルダウンズを2度経験しているし、うまく対応してくれることを願っている。

 ▼(21)バエザ(シレフス師)まだ子供でステッキを入れられると嫌がる。それでも前走は走る気を見せて、成長を示した。追い切りの時計(ダートコース5F62秒0)は遅いけど元々、調教で動くタイプではないからね。この中間、いい調教を積めた。メイジ(23年ケンタッキーダービー勝ち)、ドーノック(24年ベルモントS勝ち)の半弟にあたる血統。まだ課題はたくさんあるけど準備はできている。

スポーツニッポン

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