DeNA・バウアー 女房役の松尾をべた褒め「汐恩の配球が素晴らしかった」122球熱投 日本初完封勝利

2025年5月3日(土)17時19分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ DeNA1−0巨人(2025年5月3日 横浜)

 DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が3日、横浜スタジアムで行われた巨人戦に先発登板。6安打7奪三振、122球を投げ抜き、日本球界で初完封を果たした。バウアーの1−0完封勝利は日米通じて初めて。また、巨人から初白星を挙げた。

 ゲームセットの瞬間、バウアーはマウンド上で絶叫。捕手・松尾と抱き合って喜んだ。

 2試合連続でバッテリーを組んだ松尾とヒーローインタビューに登場した右腕。「僅差のしびれるゲームだったんですけど、なんとか野手陣がスコアボードに1を刻んでくれて、皆さんのおかげでこの9回しっかり投げきることができたと思う。ファンの皆さんのおかげです」と満面の笑みで振り返った。

 決勝の左犠飛を放った松尾はこの日、3度の盗塁阻止などリードでも貢献。「(松尾)汐恩は本当に素晴らしい選手なので、今日のプレーには本当に感謝しています。ありがとうございます。配球のみならず、ブロッキング、送球、全てにおいていい働きをしてくれました」と女房役をべた褒めした。

 中4日で登板予定だったが、2日は雨天中止で中5日でのスライド登板。「スライドしてしまったけど、今日本当に恵まれた天気の下で野球することができて本当に良かったです」と涼しい顔。前回登板の8回129球に続く、122球の熱投。「もう少しストライクを投げられたら、フルカウントにならず球数を少しセーブできたと思うんですけど、汐恩の配球が素晴らしかったので、なんとか9回まで投げきることができました」と再び、松尾のサポートを強調した。

 9回のマウンドに向かう際には、球場からバウアーコールが湧き起こった。「最後9回マウンドに立つ勇気を与えてもらった」と笑った。

スポーツニッポン

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