【SVリーグ】愛知 0―2から「痛恨」逆転負け 宮浦「重要な点を取りきれなかったのが悔しい...」
2025年5月3日(土)16時44分 スポーツニッポン
◇大同生命SVリーグ ファイナル第1戦 東京・有明アリーナ(2025年5月3日 愛知2—3サントリー)
下克上Vへ、レギュラーシーズン(RS)4位の愛知が窮地に陥った。2セットを先取しながら、大接戦を演じた残り3セットを落として逆転負け。5日の第2戦は、絶対に負けられない戦いになる。
「重要な点を取りきれなかったのが悔しい。きょうの試合で出た、いい部分を継続してやっていきたい」
強打で何度もチームを救った日本代表・宮浦健人は少し視線を下げた。セットカウント2—1で迎えた第4セット。中盤にリズムを作り、24—21のマッチポイントを迎えた。圧倒的優位な状況を作りながら、ラストの1ポイントが奪えず、最終的に30—32。最終セット、18—17からブロックが決まったものの、サントリーのチャレンジでネット際の反則が判明しタイに。粘りきれず、大きな星を落とした。
必勝を期す第2戦は、1日空いて、5日に開催される。会場は有明アリーナからララアリーナ東京ベイへ。リフレッシュの1日と、変わる舞台は流れを変えるのにもってこいの外的条件だ。
「次も自分たちを信じて戦いたい」
宮浦の声に、力が戻っていた。絶不調だったRSからの逆襲。中途半端な形で、このシナリオを終わらせるつもりはない。