小中学校の先輩・小林誠司とバッテリー 巨人の２４歳右腕が２軍戦復帰登板…昨オフに右肘手術
2025年5月4日（日）5時30分 スポーツ報知
６回から２番手で登板した田中千晴（カメラ・堺 恒志）
◆イースタン・リーグ 巨人２ｘー１楽天（３日・Ｇタウンスタジアム）
昨年オフに右肘手術を受けた巨人の田中千晴投手（２４）が３日、イースタン・楽天戦（Ｇタウン）で２軍戦に復帰した。６回から２番手で登板し、最速１５０キロの直球にフォークなどを交えて１イニングを３者凡退に抑え「やってきたことを出せてよかった」と、振り返った。
この日はプロ入り後初めて、大阪・堺市の小学校、中学校の大先輩である小林とバッテリーを組んだ。「（小林）誠司さんが構えているところに投げれば大丈夫だって（思えた）。すごく安心して投げられた」。直球が３球連続でボールになる場面もあったが「フォークを投げたい」という意見も一致したと言う。３人目の石原にはカウント３—１からフォークを続け、空振り三振に斬った。
３軍戦、２軍戦と順調に段階を踏んでいる。「できることをずっとやり続けて呼ばれた時に自分の出せるパフォーマンスをやるだけ」。早期１軍昇格に向け３年目右腕が一歩一歩前進する。（臼井 恭香）
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