「試合をつくることを意識していた」巨人26歳左腕が2軍戦2戦連続のHQS 奪三振4でも試合中に得た収穫
2025年5月5日(月)6時0分 スポーツ報知
力投する先発・又木鉄平(カメラ・今成 良輔)
◆イースタン・リーグ 巨人2—2楽天(4日・ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人の又木鉄平投手(26)が4日、イースタン・楽天戦(Gタウン)に先発し7回5安打1失点の好投を見せた。2戦連続のハイクオリティースタート(HQS=7回以上自責2以下)となり「試合をつくることを意識していたのでできて良かった」と振り返った。
前回登板は4月27日のイースタン・日本ハム戦でプロ入り最長の8回1/3を投げ1失点、12奪三振の快投。この日は三振は4つにとどまり、2回には甘く入ったスライダーを捉えられるなど1点を失った。それでも「他の球種も選択しながら最後の方はスライダーも安定してきた。早く気づいて修正するという引き出しが今日収穫としてあった」と成長を喜んだ。
三振が少なくても低めに投げることを心がけ、4回には先頭に四球を与えたが併殺打で好機をつくらせなかった。「また幅が広がる投球をこれからもできるかな」と次回登板を楽しみにした。(臼井 恭香)