大谷翔平 8号含む3安打1打点で朗希初勝利演出 雷雨遅延で深夜1時26分終了も今季2度目7連勝
2025年5月4日(日)14時33分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース10—3ブレーブス(2025年5月3日 アトランタ)
ドジャースの大谷翔平投手(30)は3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。雷雨のため、3時間6分遅れで始まった試合の初回に2試合ぶりの安打となる中前打を放った。第2打席では3試合ぶりの一発となる今季8号を放つと、第3打席でも中前打を放ち、6試合ぶりの1試合3安打をマークした。試合は快勝して佐々木朗希投手(23)がメジャー初勝利を挙げ、今季2度目の7連勝を飾った。現地午後10時21分に開始された試合の終了時刻は午前1時26分だった。
雷雨で試合開始が遅れ、試合開始は現地時間の午後10時21分。試合前にはブレーブスのマスコット・ブルーパーと並んで外野の芝生上でダッシュする場面もあった。大谷は普段同様に打席に入ると、カウント1—2から右腕シュウェレンバックの速球を捉えて中前に運んだ。
佐々木が1点リードの2回に失点した直後の3回だった。先頭として打席に入ると、シュウェレンバックの初球カーブを強振。打球速度107.3マイル(約172.7キロ)、35度の角度で中堅方向へ飛び出した打球は軽々とフェンスを越えて415フィート(約126.5メートル)地点で弾んだ。
第3打席は3—1の2死走者なしの場面。カウント2—1から甘く入ったカットボールを完璧に捉えると、打球速度110マイル(約177キロ)の痛烈な打球はあっという間に二遊間を抜けて中前に達した。次打者ベッツの打席でフルカウントから大谷がスタートを切ると、三塁線を破る当たりでチーム4点目のホームを踏んだ。さらにフリーマンやスミスにも適時打が飛び出してこの回一挙4点を奪い、打線が佐々木を強力援護した。
7—3の8回1死走者なしで迎えた第5打席は4番手右腕ブルウェットとの対戦。ここは右腕の制球が定まらず、1ボールから4球連続ボールで一塁へ歩いた。ベッツも四球でつなぐと、3番フリーマンが中越えへダメ押しの3ランを放った。
9回は5番手右腕ガルシアが2安打に四球で1死満塁のピンチを招いたが、オルソン、マーフィーを連続三振に仕留めて試合を締めた。