【RIZIN】アーセン山本が初の1本勝ち 「フライ級Tに出たい」
2025年5月4日(日)16時21分 スポーツニッポン
「RIZIN男祭り」は4日、東京ドームで行われた。
レスリング女王だった山本美憂の長男のアーセン山本(28=KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)が初の1本勝ちをした。今回約1年ぶりの参戦。
相手の冨沢大智(26=フリー)は23年大みそかのRIZINで篠塚辰樹に判定負け。しかし、昨年の大みそかのRIZINでは、MMAルールで三浦孝太にKO勝利している。
1ラウンド(R)、アーセンがタックルから冨沢をコーナーに押し込みバックに回ってチョークを狙う。その後はあやかロック(V字腕固め)を狙うも決まらず。チョークから肩固めと連続で仕掛ける。2Rも冨沢の右ストレートを食らうも組みつき、テークダウン。1分24秒、リアネイキッドチョークで冨沢を絞め落とし勝利した。
「凄い落ち着いてできた。始まったら相手がよく見えていた。負けが続いていたので勝っててホッとした」と初の1本勝ちに笑みがこぼれた。今後は「フィニッシュで終われたし、フライ級トーナメントに入れてもらえたら。まだまだ4分の1くらいの力だった。トーナメント前に試合ができて良かった。もっとレベルアップして上に勝ち上がっていきたい」と夏にも予定されているフライ級トーナメント出場をアピールする。「もちろん優勝を狙っていく。まだまだレベルアップの途中で(みんなは)優勝するのはパーセントとして低いと思っているが、これから高めていきたい」と29歳でもまだまだ発展していく。