奈良学園大が2季連続優勝に王手

2025年5月4日(日)16時13分 スポーツニッポン

 ◇近畿学生野球春季リーグ最終節2回戦 奈良学園大4—3神戸医療未来大(2025年5月4日 GOSANDO南港野球場)

 奈良学園大が神戸医療未来大に延長10回、タイブレークの末に勝利して対戦成績を1勝1敗とし、2季連続46度目の優勝に王手をかけた。

 負けられない試合で4年生右腕が底力を発揮した。同点の7回から登板した平野健太投手(4年=履正社)が3回無失点。タイブレークに入った延長10回もリードを守りきった。

 「昨日、城田が打たれた。負けたら責任を感じると思った」

 3日の同1回戦。1点リードの9回に登板した守護神的存在である城田聖浩投手(3年=高知)が2死から2ランを浴び逆転負けした。「一緒にやってきたんで」。ともに投手陣を引っ張る存在だけにいつも以上に気合の入ったマウンドで結果を出した。

 今春は制球力が安定し、変化球の精度が上がったことでマウンド上で余裕が生まれた。また、OBで履正社の先輩でもある鈴木佳佑コーチから試合における準備の仕方や考え方などでも助言を受けたことで、試合に臨む意識もいい方向に変化。この日を含め計7試合、23回を投げ、無失点を継続する。

 7日の神戸医療未来大3回戦に勝てば勝ち点5の完全優勝で連覇が決まる。「もちろん、投げるつもりでいる」。“無失点男”が最後も仁王立ちする。

スポーツニッポン

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