【びわこボート G3オールレディース】山本梨菜 レディースチャンピオン勝負駆け「少し意識」
2025年5月5日(月)19時41分 スポーツニッポン
ボートレースびわこのG3オールレディース「ビーナスちゃんカップ」5日目は水面状況悪化で5Rから安定板装着、8Rのスタート展示からはレース2周、周回展示1周に短縮されて開催。10〜12Rでは準優勝戦が争われた。
準優勝戦12Rで山本梨菜(27=佐賀)が2コースから差し、逃げた西橋奈未に続いて2着。昨年2月29日の多摩川男女W優勝戦以来となる、通算7回目の優出を決めた。
安定板装着というコンディションながら「しっかり合わせられました」と万全の調整で臨んだセミファイナルは「バランス型で、出足がしっかりしています。乗り心地も悪くないです」と実戦向きの仕上がりとなっていて、優勝戦に向けても「しっかり合わせたいです」とセッティングに専念する構えだ。
ファイナルは5号艇。「スタートはダッシュからの方がいいです」なら、仕掛けの不安はなさそうだ。
山本はプレミアムG1「レディースチャンピオン」(8月6〜11日、浜名湖)出場へ勝負駆けという状況で、その点は「少し意識しています」と頭の片隅にインプットしているようで、選考勝率5.72を少しでもアップさせる気でいる(選考期間は昨年6月1日から今月末まで。4日現在の推定ボーダーは5.77)。
ちなみに1着なら夏の女王決定戦の優先出場権が手に入るだけでなく、17年5月20日にからつでデビューしてから約8年で初優勝という“ダブルの歓喜”が待っている。西橋、遠藤エミ、宇野弥生、細川裕子、山川美由紀と相まみえる頂上決戦、注目しよう。