巨人グリフィンが快投、249日ぶり白星 今季初先発で6回零封 来日3年目の初登板ハマスタで躍動

2025年5月4日(日)16時39分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人3—1DeNA(2025年5月4日 横浜)

 巨人の来日3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が4日のDeNA戦(横浜)で今季初先発登板。意外にも来日初となった敵地・横浜のマウンドで6回2安打無失点の快投を披露し、昨年8月28日のヤクルト戦(神宮)以来249日ぶりとなる今季初勝利を挙げた。

 初回を3者凡退で順調に立ち上がると、味方打線が3回に岡本と岸田の適時打で2点を先取。今季初スタメンでバッテリーを組んだ岸田が6回に1号本塁打を放つなど攻守で引っ張り、無失点のまま降板した。

 最大のピンチだったのは2—0で迎えた5回。先頭の京田にスライダーを右中間二塁打とされたが、1死三塁の場面で石上のボテボテのゴロを自ら処理し、ヘッドスライディングしてきた京田の本塁生還を阻止した。

 貴重な先発左腕として昨季まで2年連続で6勝をマーク。今季も開幕から先発ローテーション入りが予定されていた。だが、チームの開幕2戦目だった3月29日のヤクルト戦(東京D)を発熱のため直前で登板回避。同30日に登録抹消となった。2軍調整を続け、4月20日のヤクルト戦(神宮)で先発する予定に。だが、この試合もコンディション不良により直前で登板回避となった。

 4月26日に出場選手登録され、同日の阪神戦(甲子園)では2—1の5回から2番手として今季初登板。通算41試合目で来日初のリリーフ登板となったが、いきなり追いつかれて2回2安打1失点で降板していた。

 この日の投球内容は6回で打者21人に対して85球を投げ、2安打無失点。6三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は147キロだった。

スポーツニッポン

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