ドジャースのキム・ヘソン「大リーグデビュー」したが 「エドマン戻ればまたマイナーに」韓国メディア悲観

2025年5月5日(月)12時26分 J-CASTニュース

大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するキム・ヘソン内野手(26)が2025年5月4日(日本時間)に大リーグデビューを飾った。

5日のブレーブス戦で大リーグ初盗塁を記録

敵地トゥルイスト・パークで行われたアトランタ・ブレーブスとの第2戦の9回に途中出場。セカンドの守備についたが、守備機会はなく、チームは10−3で勝利した。

5日の第3戦は、1点ビハインドの9回に途中出場した。

先頭のアンディ・パヘス外野手(24)が内野安打で出塁すると、キムは代走に起用された。ウィル・スミス捕手(30)の3球目に大リーグ初の盗塁を決め、スミスの振り逃げの間に3塁に進塁した。

1死3塁と同点のチャンスを演出するも、後続が連続三振に倒れ得点ならず。チームは3−4で敗れた。

キムは昨オフ、ポスティングシステムを利用して韓国プロ野球(KBO)からドジャースに移籍した。セカンドのレギュラー候補として期待されるも、オープン戦では不安視されていた打撃が不振に陥り、マイナーで開幕を迎えた。

3Aでは28試合に出場し、打率.252、5本塁打、19打点をマークした。大リーグ昇格をアピールする中、トミー・エドマン内野手(29)が、右足首の炎症で負傷者リスト(IL)に入ったことで、昇格のチャンスをつかんだ。

「キム・ヘソンに与えられた時間は多くない」

念願の大リーグ昇格を果たすも、地元韓国メディアは、今回の昇格はあくまでも一時的なものとみている。

韓国メディア「マイデイリー」(ウェブ版)は、「エドマンが戻ってきたら、またマイナーに行く...大リーグに昇格したのに降格予告? キム・ヘソン、1週間で『奇跡』を起こすか?」とのタイトルで記事を公開した。

ユーティリティープレイヤーのエドマンは、今シーズン主にセカンドの守備を任されている。打撃でも存在感を示し、ここまで打率.252、8本塁打、24打点と、ハイペースで本塁打を量産している。

このような背景もあり、「マイデイリー」は「キム・ヘソンが再びマイナーに降格する可能性は高い」とし、次のように記事を展開した。

「キム・ヘソンに与えられた時間は多くない。この期間に必ず自分の価値を証明しなければならない。短い期間だが、どのような活躍を見せるかによって、キム・ヘソンの立場が変わる可能性があるからだ。果たして、キム・ヘソンが約1週間程度の期間を通じて自分の未来を変えることができるだろうか」

キムはKBOリーグで4年連続打率3割を記録し、ゴールデングラブ賞を4度受賞した。ドジャースは「韓国の逸材」と3年総額1250万ドル(約19億3750万円)の契約を結んだ。

J-CASTニュース

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