中日ドラ1・金丸 両親の前で奮投!次回登板へ井上監督「(間隔を)空けすぎてもいけない」と期待

2025年5月6日(火)5時45分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 中日1—2DeNA(2025年5月5日 バンテリンD)

 プロ初黒星を喫しても、黄金左腕の好投は光った。中日のドラフト1位・金丸がプロ初登板初先発。最速152キロをマークするなど、6回2失点、8奪三振だった。

 「初回から自分の武器であるストレートを、球質よく投げられたことはよかったです」

 初回先頭・桑原への初球は、内角をえぐる152キロクロスファイアでストライクを奪った。2ボールを挟んだ4球目、低め147キロ直球で遊ゴロ。続く牧は高め150キロ直球でプロ初となる空振り三振を奪い、最後は度会を152キロ直球で左飛に仕留めた。

 「4回にバタバタしてしまったことが、次の試合への反省です」

 木下の左越えソロで1点の援護を受けた直後の4回。1死満塁とされると、山本に決勝の左前2点打を浴びた。「点を取られたけど、切り替えられた」。その後は打者8人連続アウト。アマチュア野球の審判員を務める父・雄一さんと母・淳子さんが駆けつけた本拠地で、「こどもの日」に奮闘した。

 次回登板は未定で、井上監督は「いいスタートをしながらも、苦い経験もしたデビューかな。一回抹消しようかなと。(間隔を)空けすぎてもいけないし、コーチ陣と話して決めます」と期待した。昨秋ドラフトで4球団が競合したアマチュアNo・1左腕は、遠くない未来にプロ1勝をつかむはずだ。 (湯澤 涼)

スポーツニッポン

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