オリックス・山岡 「歓声凄くうれしかった」 オンカジ自粛経て今季初登板 3者凡退に抑え苦闘救援陣に光

2025年5月7日(水)5時45分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ オリックス3—7日本ハム(2025年5月6日 京セラD)

 オリックス・山岡が、再出発を果たした。3番手として5回から今季初登板。登場曲のAAAの「虹」が流れた瞬間、京セラドームはこの日一番の大歓声に包まれた。

 「本当にかなり大きい歓声でしたし。オリックスファンだけじゃなくて、日本ハムファンの方も拍手してくれている人たちもいた。凄くうれしかった」

 2月中旬に過去のオンラインカジノ利用が発覚し、20日間の活動自粛を経験。九里や石川をはじめ、同僚からの復帰を待つ電話に励まされながら、自らと向き合った。ウエスタン・リーグでは8試合に登板し、前日5日に今季初めて1軍合流。「(同僚から)おかえり、久しぶりと言われました」と受けた歓迎を力に、わずか6球で1回を3者凡退に抑えた。

 「球数少なくいけたことはよかった。任されたところで投げるだけ。これからとにかくゼロに抑えて、少しでも投げていけたら」

 岸田監督も「丁寧に投げていましたね。もっともっと(状態も上がってくる)と思いますよ」と評価した。チームは救援陣が今季最多の1試合3被弾を喫するなど7失点で敗れ、2位・日本ハムと再び1ゲーム差に。リーグワーストの救援防御率4・18と苦しむブルペン陣において、9年目の29歳右腕の帰還が光明となった。(阪井 日向)

スポーツニッポン

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