巨人・大城卓三 今季初のトゴタクバッテリーも無念...G党の大歓声を背に次こそ

2025年5月5日(月)22時22分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人1—10阪神(2025年5月5日 東京D)

 巨人の大城卓三捕手(32)が5日の阪神戦(東京D)で「7番・捕手」に入り、開幕から31試合目にして今季初のスタメンマスク。最後までフル出場したが、チームは今季2度目の2桁失点で大敗となった。

 ソフトバンクから同学年の甲斐拓也捕手(32)がFA移籍してきたこともあって、大城卓はここまで開幕30試合でスタメンマスクどころか一度も捕手としての出場なし。一塁手としてのスタメン出場か、代打に出場機会が限られていた。

 この日、今季初勝利を懸けて復帰マウンドに上がったのは、エースの戸郷翔征投手(25)。戸郷は2年連続で開幕投手を務めたが、3戦未勝利の0勝2敗&防御率11.12という不振で4月12日に出場選手登録を抹消されていた。

 ここまでの3試合は甲斐とのバッテリーだった戸郷だが、復帰戦は昨季もコンビを組んでいた大城卓とのトゴタクバッテリー。昨年は戸郷からの指名を受けてバッテリーを組んだ8月8日の広島戦(東京D)で、同年5月24日阪神戦(甲子園)で達成したノーヒットノーラン以来の完封勝利に戸郷を導いていた。

 コンビ再結成で臨んだ初回、戸郷は初球から151キロを計測するなど過去3戦で1球もなかった150キロ超えを連発。最速152キロを記録した。

 3回まで無安打無失点の好投。最終的には6回5安打3失点(自責2)で今季3敗目を喫したが、復調への兆しを見せたマウンドとなり、大城卓は直球主体のリードで戸郷を引っ張った。トゴタクの相性の良さを改めて見せた一戦でもあった。

 一方で大城卓は4月23日の中日戦(東京D)で0—0の8回に決勝2ランを放って以降、一転して打撃不振に陥り、試合前までの直近12打席で無安打&8三振。

 この日は3打数無安打1三振で、快音を響かせることはできなかった。これで15打席連続無安打。その間9三振と苦しい日々が続いているが、こちらも今季初スタメンマスクとスタンドの大歓声をきっかけに復調へと向かいたいところだ。

 

スポーツニッポン

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