大谷9号 ド軍スタッフの“スーパーキャッチ”は予言通り!ワトソンさん明かす舞台裏「試合中ゲームを...」
2025年5月6日(火)13時55分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—マーリンズ(2025年5月5日 マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回の第3打席で放った9号本塁打は自軍ブルペンへ。その打球を球団のフィジカルセラピスト、ジョナサン・アーブさんが見事キャッチ。ドジャースの中継局「スポーツネットLA」でリポーターを務めるキルステン・ワトソンさんがその舞台裏を明かした。
5回の第3打席は先頭のキム・ヘソンがメジャー初安打となる左前打を放って出塁し、二盗に成功。好機で打席に入った大谷は相手先発・アルカンタラの97・7マイル(約157・2キロ)の直球を完璧に捉えると、弾丸ライナーが右翼にある自軍ブルペンに突き刺さった。
弾丸アーチは打球速度117・9マイル(約189・7キロ)を計測し、本塁打としては今季メジャー最速となった。
さらにブルペンへ入った打球を球団のフィジカルセラピストであるジョナサン・アーブさんが“スーパーキャッチ”。アーブさんは雄たけびを上げ、周囲はハグをしたり手を挙げたり大喜びのブルペンだった。
5回裏、中継に登場したワトソンさんその“大はしゃぎ”のワケを明かした。「ドジャースのブルペン陣について言えば、彼らは負けず嫌いで、試合中にもちょっとしたゲームをしているようです。その一つが『コールショット』。投球、打撃、どんな状況でも、予想を的中させれば、どれだけ正確に当てたかによってポイントがもらえるというもの」と予想ゲームがブルペン陣の間で行われていたという。
さらに「アーブさんが“大谷選手のHR球をキャッチする”と宣言し、実際にそうなったと聞いています」とアーブさんの予想が的中していたという。「本当に驚きです」とワトソンさんもアーブさんの“有言実行”ぶりに驚きを隠せない様子だった。
続けて「彼がそれを成し遂げたことは素晴らしいと思います。ゲームのポイントも高くなったでしょう。それが興奮の理由です」と“大はしゃぎ”のワケを明かした。