【京都新聞杯】デビュー2連勝のエムズは坂路で迫力ある動き 池江調教師「全体的に良くなっている」
2025年5月7日(水)13時20分 スポーツ報知
エムズ
◆第73回京都新聞杯・G2(5月10日、京都競馬場・芝2200メートル)追い切り=5月7日、栗東トレセン
前走の大寒桜賞までデビュー2連勝のエムズ(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドゥラメンテ)は坂路を単走。前日の降雨で水分を含んだ馬場状態だったが、55秒0—12秒9で力強く駆け上がった。池江調教師は「すごくいい。特にどこがというわけではないけど、全体的に良くなっている」とにっこり。万全の仕上がりをアピールした。
前走はスタートを決め、2番手から抜け出して突き放す横綱相撲。直線でも脚いろは鈍らず、1ハロン延長の2200メートルに難なく対応して3馬身半差をつけた。中京で2戦し、今回が初の右回る。指揮官は「自在性があってレースが上手。右回りはやってみないと分からないけど、調教では手前の替え方に癖はないですね」と力を込めた。