花園 入れ替え戦出場へ負けられない最終節 元豪州代表SOクーパー「勝ってもう2試合やりたい」
2025年5月8日(木)17時11分 スポーツニッポン
ラグビーリーグワン2部の花園は8日、10日の愛知戦(刈谷)に向けて東大阪市内で調整した。
前節の東葛戦を42—19で勝利し、1部との入れ替え戦出場圏内の2位に浮上。3位東葛との勝ち点の差は2で今季最終節となる今節も負けられない戦いが続く。
先発予定の元オーストラリア代表SOのクウェイド・クーパーは「複雑な思いはある。何の保証もないから。これが最後の試合になるかもしれない」と気持ちを引き締めた。
相手は既に2部優勝を決めている愛知。そして今季開幕戦で惜しくも負けを喫した相手だ。チームをけん引する司令塔は「チーム状態が1番ひどい時に対戦した。そこからは全然違うチームに変わったので、いい試合になると思う。リスペクトは示したいけど、やりたいことをそのままはさせない」と成長に手応えを口にした。
自身の状態については「フィジカルもメンタルもすごくいい」。その理由の1つは、先週家族が来日し、パワーをもらったことだという。「本当にいい1週間だった。ここでどんな生活をしているのかを家族に見せることもできて、メンタルに影響するようなネガティブな要因は何もない」と自信をみせた。
現在6連勝中。このまま連勝で入れ替え戦への切符をつかみたい。「自分が持てる能力の最大限を出す。12月のチーム状態からここまで一緒に頑張ってきた仲間を誇りに思う。勝ってもう2試合やりたい」と力強く意気込んだ。