【ラグビー】花園、6連勝で入替戦出場圏2位に浮上 最終節白星で無条件での入替戦切符つかむ
2025年5月4日(日)6時0分 スポーツ報知
ホームで東葛に勝利し、今季限りで引退する松岡勇(前列中央)と記念撮影した花園フィフティーン(カメラ・田村 龍一)
◆ラグビー▽リーグワン2部第13節 花園(旧近鉄)42—19東葛(旧NEC)(3日・花園)
1年での1部復帰を目指す花園が6トライで東葛に快勝し、生き残った。負ければ終戦していた一戦を制し、沸き上がるホーム。6連勝で入替戦出場圏2位に浮上した。開幕3戦勝ちなしの序盤がウソのよう。ゲーム主将でトライも挙げた元オーストラリア代表SHウィル・ゲニア(37)は「ここまで盛り返すなんて、誰も信じていなかったでしょ。進化してきた」と得意げだ。
前半は3トライずつの21—19。後半15分に左サイドを駆け抜けたWTB片岡涼亮(27)がトライを奪い、流れを呼んだ。28、40分にもトライを追加し、ノーサイド。試合後は、今季限りで引退するチーム最年長41歳、在籍18年のロック松岡勇を中心に笑顔で記念撮影した。
最終節は、既に入替戦出場を決めている首位・愛知戦(10日・刈谷)。勝てば、無条件で入替戦行きの切符を得る。向井昭吾ヘッドコーチ(63)は「まだまだ伸びるチーム。一戦必勝」。シーズン佳境で“近鉄特急”は視界良好だ。(田村 龍一)