磐田から海外移籍の後藤啓介は「ホームシック」アンデルレヒト退団の可能性は?

2025年5月9日(金)7時10分 FOOTBALL TRIBE

後藤啓介 写真:Getty Images

 U20日本代表FW後藤啓介は、アンデルレヒトのセカンドチーム(RSCAフューチャーズ)で活躍。2024年12月にジュビロ磐田からアンデルレヒトへの完全移籍移行が決まるなど、欧州での更なる飛躍が期待されるが、現地では同選手の欠点が報じられている。


 ベルギーメディア『Het Nieuwsblad』は5月6日、後藤の現状や去就を特集。「彼はベルギーでの生活に苦労している。今でも英語をほとんど話せず、ホームシックに悩まされることもしばしばある」と生活面での苦悩を綴っている。


 プレースタイルに関しては「機敏な動きが特徴の日本人選手としては異例のターゲットストライカー」とした上で、「90分間走り続け、規律正しくプレーし、大きなエンジンを兼ね備えている」と称賛する一方で、「ボールの扱いが繊細ではない。技術面での限界を露呈している。フィジカルを強化する必要もある」と改善点も指摘している。


 一部ではアンデルレヒト退団の可能性も取りざたされているが、『Het Nieuwsblad』は「一部のクラブ幹部は、後藤が最終的により大きなリーグで非常に人気のあるストライカーになれると確信している」と潜在能力が評価されている現状を伝えつつも、「2025/26シーズンにトップチームへ昇格するだろう。しかし、レギュラーとしてプレーできる状態ではない」と出場機会限定の可能性がある模様。ただ、ホームシックや語学力等、生活面での課題が去就に与える影響については綴られていない。


 現在19歳の後藤は2024/25シーズン前半戦に、ベルギー2部リーグ全13試合スタメン出場で5ゴール1アシストをマーク。2025年1月26日のKVメヘレン戦では、ベルギー1部リーグでの初ゴールを挙げたが、2月以降はスタメン出場1試合、途中出場3試合。上位6クラブによるプレーオフでも1試合の出場にとどまっているが、その1試合でゴールを奪うなど、勝負強さを発揮している。

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