山本由伸、4回にメジャー自身初の満塁被弾で先制許す…試合前時点で驚異の防御率0・90も

2025年5月9日(金)11時50分 スポーツ報知

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス—ドジャース(8日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が今季初の中5日登板で、敵地ダイヤモンドバックス戦に先発し、0—0の4回に満塁被弾で先取点を献上した。先頭の3番・スミスに四球を与えると、内野安打と死球で無死満塁のピンチ。6番・モレノに甘く入ったカットボールを右翼ブルペンに運ばれた。満塁被弾は、オリックス時代の22年5月3日のソフトバンク戦で6回に柳田悠岐に打たれて以来で、メジャーでは自身初となった。

 初回は先頭のキャロルを初球で二ゴロに仕留めると、2番・マルテを一ゴロ、3番・スミスは投ゴロに打ち取った。3者凡退に抑え、上々のスタートを切った。2回は2死から2連打で一、二塁のピンチを招いたが、トーマスを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けていた。

 チームは今季最長のビジター10連戦は、この日が7試合目。日本が誇るエース右腕が、ダイヤモンドバックスとの4連戦初戦を託された。

 前回登板となった2日(同3日)の敵地ブレーブス戦では、6回2死まで無安打の快投を見せ、6回1安打無失点で4勝目を挙げていた。今季は開幕から7登板は全て自責2以下で、無失点試合が3度で防御率0・90と抜群の安定感を見せており、3・4月のリーグ月間最優秀選手(MVP)に選ばれ、メジャー2年目で初受賞していた。

スポーツ報知

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