大関・大の里は初日に幕内・若元春、2日目に春場所で優勝決定戦を戦った小結・高安と対戦「まさかこんな序盤で…」
2025年5月9日(金)13時13分 スポーツ報知
幕下以下の力士と相撲を取った大の里(カメラ・山田 豊)
日本相撲協会は9日、東京・両国国技館で取組編成会議を開いて、夏場所・初日(11日)の十両と幕内、2日目(12日)の幕内の取組を決めた。綱取りの大関・大の里(二所ノ関)は初日に幕内・若元春(荒汐)、2日目に小結・高安(田子ノ浦)と対戦。春場所の本割で敗れた難敵が立ちはだかる。
茨城・阿見町での稽古後、「先場所はこの2人に負けた。最初の5日間を乗り越えたら良いものが出てくる」と力を込めた。特に高安は優勝決定戦で倒した相手。「まさか優勝決定戦で戦った相手とこんな序盤でやると思っていなかった。本割では負けたので優勝決定戦のような気持ちでやりたい」と意気込んだ。
この日は三段目の藤宗と相撲を取り、得意の右だけでなく、左差しも試した。「動きの確認をした。総見後にしっかり稽古をしたつもり」と自信を見せていた。