【リーグワン】“鉄人”リーチ「休む余裕ない」1位通過へ全試合先発出場へ 3位転落ならシード失う危機

2025年5月9日(金)4時0分 スポーツニッポン

 ラグビーのリーグワン1部最終節は、きょう9日から3日間に6試合が行われる。首位で昨季王者のBL東京は8日、東京都府中市で10日の横浜戦(秩父宮)に向け調整。No.8リーチ・マイケル主将(36)はレギュラーシーズン(RS)全18試合の先発出場が決まった。RS1位通過を目指す。2位の埼玉は熊谷市内で練習し、WTB竹山晃暉(28)は個人タイトル度外視でチームへの貢献を誓った。

 “鉄人”がRS1位通過へ覚悟を示した。昨季から2試合増となったRSで、第17節まで全試合に出場している選手は38人。ただ全試合先発となると6人に限られる。途中交代もわずか2試合のリーチは「休む余裕はない。ちょっとでも戦力を落としたら負ける。毎週ベストメンバーを勝ち取っている(証拠)」と胸を張った。

 現在首位ながら勝ち点66は埼玉と並ぶ。横浜戦でボーナスポイント(BP=相手と3トライ差以上)を獲得しての勝利なら1位通過が決まるが、BPなしなら2位転落も。最悪のシナリオは敗れて3位に転落し、シードを失ってPOでは18日の準々決勝(花園)からの登場となること。2強に入ることは至上命令で、「勝って終わりたい」と語気を強めた。

 タックル数253回はリーグ1位と、数値面でも軒並み高い成績を残す。「自分の役割にフォーカスしている。あとは若手にプッシュしてもらっている」。衰え知らずの36歳が、リーグワン初の2連覇まで完走する。

【埼玉・竹山 個人タイトル意識せず】

 埼玉は、8日に埼玉県熊谷市内で全体練習を行った。WTB竹山晃暉(28)は今季14トライでリーグ2位。1差で首位に立つBL東京のWTBジョネ・ナイカブラが次戦のメンバーから外れ、個人タイトルのチャンスが広がったものの「自分の役割を果たせばトライは自然とついてくる」と意識せず勝利だけを求めた。チームが掲げる次戦のテーマは「STAY ON」。2位以内での突破へ向け「スイッチオンの状態を保ち続ける」と集中力持続を誓った。

スポーツニッポン

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