中村紀洋氏 通算400号は中日時代の先輩である山本昌から「狙っていました」
2025年5月9日(金)20時5分 スポーツニッポン
近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が9日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。自身の通算400号本塁打について振り返った。
2013年6月30日の横浜スタジアム。DeNA所属の中村氏は中日時代の先輩である先発・山本昌氏から2回に区切りの一発を放った。「本人には冗談っぽく伝えていたんですよ。“400本は昌さんから打ちます”と。狙っていました」。会心の一打だったという。「作戦があってね。普段なら初球を振るんです。全部打ちたいから。それを我慢して。見逃してボールだった。“これは次、絶対にストライクが来る”と思った。昌さんの性格的に、配球パターンを考えるとね。また同じボール(球種、似たコース)で来るなと思って、ちょっと踏み込んで。レフトスタンドに(放り込んだ)」と説明した。
07年から2年間は山本昌氏と同じ中日でプレー。自身がDeNA移籍後も会うたびに親しく言葉を交わした。「昌さんから打ちたかったんですよ」と懐かしそうに話した。