宮古島移住した中村昌也、芸能活動激減の現在…「世間はやめたって思ってんのかな」
2025年5月10日(土)11時30分 ABEMA TIMES

矢口真里の元夫で、現在は宮古島でバーを営む俳優の中村昌也(39)に「NO MAKE」が独占密着。そこで明かしたのは、沖縄から300km離れたリゾート地・宮古島での生活について。さらに、芸能活動激減のワケ。世間の注目を集めた中村の素顔に迫る。
——どんな番組に出たいですか?
中村「ガチで言っていいですか?『相席食堂』」
ーー宮古島での暮らしはいかがですか?
中村「住んでみないとわからないんですよ。良すぎてゆったりとした環境。正直、宮古島じゃなくてもよかったかもなって今思うんですけど、恋愛していて6年半くらい付き合った彼女いて別れたんですよ。大阪から東京に17歳から出てきて、20年近く芸能やったぐらいの時に、東京に住んでいる自分が大阪の自分を超して何か動き出したいなって思っていたし、これから宮古島がアツいと。海も綺麗だし、ビジネスチャンスもあると。生々しい話ね、宮古に来たら何か変わるかもが一番正直なところかも。いろいろ忘れたかったこともあったし…」
大阪で生まれ育ち、高校を中退後、17歳で芸能界を目指し上京した中村。宮古島への移住を決めたのは2023年1月、36歳の時だった。
中村「人口5万人ぐらいなんです。狭すぎて何もできない。1クラスみたいな感じで良いことも悪いこともすぐ広まるし、噂が好きな島でもあります。マンションに取っ替え引っ替え宮古島の可愛い子を連れていって、その話し声や出入りの音がうるさくてマンションを追い出されたとか…俺1回も追い出されてないし(笑)。ノリはいいなと思いますけど。車がまだない時は、歩いて買い物に行ったら普通に乗せてくれますからね。最初は完全に移住しようと思っていたんですけど、2週間くらいでなんとも言えない孤独感に襲われて。コンビニも1種類しかないし、6階建て以上の建物ないし、何よりも友達がいなかったのが一番きつかったかも。自分のバランスを考えた時に、3分の1は島を離れた方がいいなっていうのを、1カ月目から2カ月目くらいに気づいちゃって。そっからはもう3年目入ったんですけど、月に1回絶対帰っています」
主な収入源は宮古島で開店したバー

現在は、宮古島と地元・大阪の2拠点で生活。主な収入源は、2023年2月に宮古島で開店した、知人と共同で行っているバーの経営だ。バーでは中村自ら注文されたドリンクを作り、芸能界で培ったトーク力で接客。営業時間は、よる8時から翌朝4時まで。地元の常連や観光で訪れた客が足を運び、多いときには、1杯1000円する看板メニューの「ハブ酒」が250杯売れることがある。
中村「根本は楽しませるのは(芸能活動と)一緒なのかな、と思いながら。全部のお客さんにごあいさつに行くんですけど、本当に混んでいるときとか写真とか撮れない日もあるんですよね。お見送りだけちゃんとさせてもらって」
中村は、「ワタナベエンターテインメント」のタレント養成スクールに入学し、2007年、20歳の時に役者としてデビュー。事務所が手掛ける俳優集団「D-BOYS」のメンバーとして活動した。
中村「舞台は多分一番出てました。当時僕がファンがいないから競合しないんですよ。ジャニーズさんのミュージカルも出たことあるし、劇団EXILEの舞台も出たこともあります。『D-BOYS』っていうグループがあるときに、瀬戸康史とか城田優はどっちかっていうとみんな王子様系だったんですけど、(自分は)ひげ生やしてロン毛。ブロマイド一番売れなかったの俺ですからね。みんな1万枚とか何千枚売れているのに、俺マジで23枚とか。宣材(写真)並みにこっち影作ったりするんですけど、枚数減ったりするんですよ。そんなことしても意味ないなってなって『D-BOYS』抜けて結婚してみたいな」
プライベートでは、2011年、25歳の時に元モーニング娘。の矢口真里と結婚。しかし、夫婦の関係は2年ほどで終わった。
芸能活動激減の現在…「やめてませんよ!」

宮古島で暮らして3年。ときに好奇の目にさらされながらも、深い時間までバーに立ち続けている。そのウラには、移住前にいだ抱いていた"ある思惑"が外れたからだそうで…
中村「宮古島に来たら東京での仕事も増えるんじゃないかってどっか思っていたんですよ。宮古来たら1回も呼んでくれなくなりました。交通費とホテル代って最初言われて、月に1本とかだったのが、半年に1本、今、多分年に2、3本ぐらいかな。いろんな人に相談しても、もう3年も離れちゃっているから、東京帰ってきても、もう椅子ないよっていう。宮古タレントになれるかって言っても、それも中途半端だし。今、ちょっともがいているかな。よくお客さんに『もう芸能やめたんですか?』と言われるんですよ。『やめてないです』って言うんですけど、そんな活動してねえし。世間はやめたって思ってんのかな、引退と思っているのかな。(Wikipediaって)どうやって変えるんですか?本人が違うって言ってるのに、Wikipediaが正解の時代?やだやだ、やめてませんよ!あれ見て『あ、やめてるから』ってオファー止まっちゃった人いるんだったらやめてません。ただ仕事が減っただけで、全然なんでもやりますからね。よくなると思って宮古島に来て、よくならなくて、恋愛リアリティーショーばかり呼ばれます。デカすぎる代償がカップルは成立したんだけどうまくいかなかった場合でも、それがニュースになるとその時点までいい感じだった女性をすべて失うっていうことに気づかされましたよね」
もっと精力的に芸能活動を行いたいと語る中村。宮古島の海に再起を誓う。
中村「文字?なんだろう。漢字一文字ね。汚いけど『活』。活躍っていう意味でもだし。引退してないんで復活もかけて。いろんな意味を込めて。あとはカムバックでしょ。これが今の正直な思いかな。字汚いけど」
(『ABEMA NEWS』より)