巨人・若林楽人 神宮で好結果は「睡眠多く取れるから」 好調維持も「オールスターは休みたいっす」
2025年5月10日(土)22時48分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人3—2ヤクルト(2025年5月10日 神宮)
巨人の若林楽人外野手(27)が10日のヤクルト戦(神宮)で初回に先制の3号ソロ本塁打を放ち、勝利に貢献した。
「2番・左翼」に入って先発出場。0—0で迎えた初回、1死走者なしの場面で入った第1打席で相手先発右腕・ランバートがフルカウントから投じた6球目、真ん中やや高めに入った甘いカットボールを逃さず叩くと、打球は左中間スタンド中段に吸い込まれた。
若林の本塁打は7日の阪神戦(東京D)で相手先発左腕・門別から2号2ランして以来2試合ぶり今季3本目。
4月20日のヤクルト戦(神宮)ではこの日と同じランバートから左越え1号ソロを放っており、今季放った3本塁打中2本がランバートからとなった。
前回対戦時は二塁打、三振、本塁打で、今回は本塁打、三安、三振。ランバートとの対戦成績は打率.667(6打数4安打)、2本塁打、2打点と相性の良さを見せつけている。
また、来日1年目のランバートはこの日が5試合目の先発登板だが、被本塁打は2本目。いずれも若林からの被弾となった。
同じ東京を本拠とする敵地・神宮でのヤクルト戦。好結果との因果関係を聞かれると「神宮球場は睡眠多く取れるからです。たくさん寝れるから。いい準備していけるっすね。(睡眠は)いつもより取れてます。近いし」とあっけらかんと語った。
打撃好調については「調子はまあ変わらずって感じですね。いいものを続けれるように。調子自体は凄いいいってわけじゃないんですけど、いいバッティング練習で、いい修正をして試合に臨めてるかなと思います」という若林。
オールスターで全セの指揮を執る阿部慎之助監督(46)からは出場を期待されているが「まだまだそんな」と謙遜したうえで「オールスターは休みたいっす」と本音?も。「でもそれぐらい試合で使ってもらってるんで、しっかり結果残したいなと思います」と指揮官に感謝した。
また、ランバートとの相性の良さについて聞かれると「いやいやいや、全然。今日も昨日よりも変化球も良かったですし、ツースト(2ストライク)からいい対応ができた結果がホームランだっただけで。はい」とここでも謙遜していた。