J2大宮 仙台との上位対決制し2位再浮上 長沢監督「プライドを感じたゲーム」
2025年5月10日(土)18時5分 スポーツニッポン
◇明治安田J2リーグ第15節 大宮 3—0 仙台(2025年5月10日 NACK)
大宮が仙台との上位対決を制した。
序盤の仙台の攻撃をはね返すと、前半16分にファビアン・ゴンザレスがこぼれ球に詰めて今季初得点。最初のチャンスを仕留め、試合の主導権を握った。
同31分にFW豊川雄太のゴールで突き放し、F谷内田哲平がダメ押しの3点目。相手の枠内シュートをゼロに封じる完勝だった。
DF市原吏音は「90分を通して隙もなく、やられる感じもしなかった。今日は言うことがないんじゃないか」と手応えを強調。長沢徹監督は「選手たちは強度だけは絶対に負けないと言っていた。そこのプライドを感じたゲームだった」とうなずいた。
前節は首位・千葉を撃破。上位相手に2連勝で、3試合ぶりに昇格圏の2位に浮上した。「勢いのある相手を倒して上に上がることが大事」と市原。J2復帰1年目で即J1昇格へ、大宮が着実に歩みを進めている。