巨人グリフィン5回1失点好投 2勝目の権利得て降板 2回で6K、5回で9K サンタナへは3四球

2025年5月10日(土)20時2分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人—ヤクルト(2025年5月10日 神宮)

 巨人の来日3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が10日のヤクルト戦(神宮)で今季2度目の先発登板。5回5安打1失点と好投し、今季2勝目の権利を得て降板した。

 2度の先発回避を経て今季初先発した今月4日のDeNA戦(横浜)では6回2安打無失点の快投を披露し、昨年8月28日のヤクルト戦(神宮)以来249日ぶりとなる今季初勝利をマーク。今季初スタメンでバッテリーを組んだ岸田が6回に1号本塁打を放つなど攻守で引っ張った。

 そこから中5日で迎えたこの日も岸田とのバッテリー。若林の先制弾で初回に幸先良く1点もらったその裏、岩田と赤羽を連続三振に仕留めた2死から四球と安打で一、二塁とされたが、オスナを内角低め直球で見逃し三振に仕留めて無失点で立ち上がった。

 2回は茂木、古賀を連続三振に斬って取ったあと、伊藤に安打されるもランバートを見逃し三振に仕留め、初回から取ったアウト6個は全て三振という立ち上がりとなった。

 3回に1失点して追いつかれたが、直後の4回に岸田の二ゴロで1点勝ち越し。その裏も伊藤、ランバートを2者連続三振に打ち取り、4回で8奪三振となった。

 5回は2死からサンタナを3打席連続四球で一塁に歩かせ、イライラを募らせたが、ここで岸田がすかさずマウンドへ。続く内山を3球三振斬りして勝利投手の権利を得ると、この回限りで降板となった。

 投球内容は5回で打者22人に対して95球を投げ、5安打1失点。9三振を奪い、与えた四球は3つ、直球の最速は147キロだった。

 ▼グリフィン 少しコントロールにばらつきがあったが、岸田が良くリードしてくれた。風も吹いていたし低めを意識して投げました。次の登板に向けて、コントロールの修正を意識して調整に取り組みたい。

スポーツニッポン

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