西武、今季3度目3連勝 今井達也が22イニング連続無失点継続でトップタイ4勝 奪三振、防御率と3冠
2025年5月10日(土)21時6分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 西武7—0ロッテ(2025年5月10日 ベルーナD)
西武は10日のロッテ戦(ベルーナD)に7—0で勝利し、今季3度目の3連勝を飾った。先発の今井達也投手(27)が7回3安打無失点でハーラートップに並ぶ今季4勝目。0—0の3回にタイラー・ネビン外野手(27)が日米通じて自身初の満塁本塁打を放った。
前日9日に誕生日を迎えた背番号48は、27歳初マウンドでも序盤からリズムに乗った。初回先頭の藤原に中前打と二塁盗塁を許して1死二塁のピンチを背負ったが、佐藤、ソトを連続空振り三振。2回も1死から池田に中前打を打たれたが、後続を打ち取った。
3、4、5回は3者凡退斬り。6回にも2死二塁のピンチを迎えたが、きっちり無失点でしのいだ。
打線も好投に応えた。3回に3連続安打から1死満塁の好機。ネビンがロッテ・西野のツーシームを左翼席に運ぶ今季3号となる満塁本塁打を放ち、一気に4点のリードを奪った。
今井は7回にこの日10個目の三振を奪い、今季3度目の2桁奪三振。2試合連続の2桁達成は自身初となった。
7回3安打無失点で連続無失点を22イニングに伸ばし、2番手の山田にマウンドを託した。防御率は0点台でトップをキープし、奪三振も今季通算55で最多に躍り出た。
7回に1点、8回に2点を加えたチームは、そのまま逃げ切って今季3度目の3連勝。2試合連続の完封勝利を収めた。
▼今井 (誕生日翌日の登板でも)いつも通りゼロを並べてチームが勝てることだけを考えて投げた。古賀(悠)やスコアラーさんといつも話しているおかげで良い数字が出ている。2試合連続2桁奪三振が初めてということを自分も記事で見た。7回に「あと2つ取れば」と思って、最初の2人(ソトと西川)を全力で取りにいった。若くて良い選手がたくさんいるので、自分も負けないように頑張る。