中日 今季7度目の零敗で阪神・村上にマダックス献上 井上監督「選手にブツブツ言うつもりはない」

2025年5月10日(土)17時34分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 中日0—2阪神(2025年5月10日 甲子園)

 中日は今季7度目の零敗を喫し、最多タイの借金3に後退した。

 先発・高橋宏は7回2失点で4敗目。初回1死二塁で森下に中前へ決勝打。0—1の6回2死三塁で、佐藤輝に左中間適時二塁打を浴び、肩を落とした。

 高橋宏は試合後、「先制点をああいう形で与えてしまったのは、ビジターで失点すると流れが悪くなりますし、前回完封している投手(阪神・村上)がリズムよく投げられるので、自分自身の反省。佐藤輝明さんに打たれたのも、あと一打で試合が決まってしまった。自分の球が弱かったと思います」と唇をかんだ。

 打線も援護できず、阪神・村上に100球未満での完封勝利「マダックス」を献上した。

 井上監督は試合後、「マダックスを気にし始めると、好球必打ができなくなる」とし、「“マダックスやられてるぞ。粘って粘って”と、言うつもりはない。打たせて取ることができる投手であれば、“最初からどんどんいけよ”という、こちらの指示のもと、いった結果、アウトだった。それで100球未満だった。これは結果論。そこに対して、選手にブツブツ言うつもりはない」と敗戦の責任を背負い込んだ。

スポーツニッポン

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